バッハ マタイ受難曲 BWV244 指揮:ウィレム・メンゲルベルク アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 カール・エルプ(福音史家) ウィレム・ラヴェリ(イエス) ジョー・ヴィンセント(ソプラノ) イローナ・ドゥリゴ(アルト) ルイス・ヴァン・トゥルダー(テノール) ヘルマン・シャイ(バス) ツァングルスト少年合唱団 アムステルダム・トーンクンスト合唱団 録音:1939年4月2日ライブ この名曲名盤も随分忘れられそうな存在になってきました。録音は古いし、古楽器演奏に慣れた耳には奇異に聴こえるアゴーギクの連続。徹底的に楽譜を読み込んで綿密に解釈したもので、他の演奏と同一にしてはいけない。最近のスマートな古楽器演奏に聴きなれた耳には大きな違和感を感じる演奏でしょう。第1曲だけでもお腹いっぱいになるか、噴飯ものの怒りすら感じる人もいると思います。人間の感情をここまで露わにするかという程オーケストラ・独唱および合唱に表情をこってりとデコレーションしたマタイ受難曲です。しかし、古い録音を乗り越えて胸を打つのは、楽譜を徹底的に読み込み自分の身体に染み込ませ、それをメンゲルベルクの強い表現意欲と心の叫びを綿密なリハーサルで各奏者に微に入り細に入り徹底した演奏だからでしょう。他の名盤を聴いて、この曲をさらに深めたい方にオススメいたします。 音楽評論家:宇野功芳氏 「僕は必ずしもバッハの音楽は好きではないが、『マタイ受難曲』だけは特別だ。これはすべてのクラシック音楽作品の中で特別な存在なのだ。合唱が出来る人は万難を排して、一度は歌ってみるべきだと思う。人生観が変わるくらいの感動的な体験をするだろう。しかる後にメンゲルベルクのCDに耳を傾ければ、音のドラマの奔流に身も心も押し流される自分を発見するはずである。」 メンゲルベルクのマタイの始めはとんでもない音も悪いし表現がスマートでなく醜い。それで心が離れてしまう人が70%。でもしばらく我慢していると、しだいにそんなことよりも余計なことをしないで本音だけを表現している、ブレていないという気がしてきます。それがメンゲルベルクという天才の手口なのです。これを実演で聴いたらすごく感動するでしょう。 【初期盤】日本製輸入盤仕様(日本語解説無し)盤面傷無し *まとめ買い値引き致します(要購入前コメント)
32分钟前
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バッハ マタイ受難曲 BWV.244 第1部 指揮ウィレム・メンゲルベルク アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1939年録音 YouTube
今週聴いたCD BWV244 クラシック音楽の名曲名盤この一枚
Silent Tone Record/バッハ:マタイ受難曲/ウィレム・メンゲルベルク指揮コンセルトヘボウ管弦楽団/アムステルダム・トーンクンスト合唱団、ジョー・ヴィンセント、カール・エルプ YouTube
Silent Tone Record/バッハ:マタイ受難曲/ウィレム・メンゲルベルク指揮コンセルトヘボウ管弦楽団/アムステルダム・トーンクンスト合唱団、ジョー・ヴィンセント、カール・エルプ YouTube
バッハ マタイ受難曲 BWV.244 第1部 指揮ウィレム・メンゲルベルク アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 1939年録音 YouTube
メンゲルベルクのマタイ 六弦音曲覗機関(ろくげんおんぎょくのぞきのからくり)